menu

12/3(日)醸造の様子を聞いてきました

12/3(日)に、甲州市勝沼のワイナリー、シャトージュンさんに行ってまいりました。
シャトージュンさんは、百農民の醸造をお願いしているワイナリーです。今回は、去る10月始めに収穫し持ち込みした、百農民ワイン用の葡萄のその後の様子を確認してまいりました。

醸造施設内には、温度管理のできる大きなステンレスタンクか何基も使用されており、醸造工程の関係で、タンクの周りに霜が付くくらい冷やされていました。
醸造責任者の仁林さんにお話を伺ったところ、タンクを低い温度にすることによって、ワインに溶け込んでいる成分のひとつ、酒石(しゅせき)を析出させ、沈殿させることが目的なのだそうです。
そうすることによって、瓶詰めし出荷した後、家庭の冷蔵庫やワインセラーでワインを保管する際に、ビンの中で酒石が析出してしまわないように配慮しているのだそうです。
さらに、瓶詰め前の段階では、フィルタリングを行い、不要な成分を取り除いて品質の向上に努めているとのこと。ワインの中に酵母が残っていると、出荷後にビンの中で二次発酵してしまう可能性があるので、酵母レベルの微生物を完全に除去できるようなフィルタリングを行っているそうです。

現在は醸造も終わり、たくさんの熟成中のタンクが並んでいました。

「百農民甲州2017」の出荷は来年春頃を見込んでおります。今から楽しみです。

12/3(日)冬場の葡萄畑の様子です

ソーシャルプロダクツ・アワード2018を受賞しました!

関連記事

  1. クラウドファンディング無事終了!

    クラウドファンディングでの「百農民ワインの頒布」が完了しました。(9月末まで)まずは応援して…

  2. 5/25(金)葡萄の花が咲きました

    5/25(金)、百農民の畑の様子を見に行ってまいりました。4月以降、例年以上に暖かい日が多い…

  3. 甲州葡萄の収穫を行いました(9月29日)

    2021年9月29日、山梨県甲州市の葡萄畑にて、甲州葡萄の収穫を行いました。…

  4. 百農民の畑の場所

    百農民の畑は、山梨県甲州市勝沼町の菱山地区にある、約13アールの一画となります。菱山地区は、ワイ…

  5. 葡萄農家(三森ご夫妻)

    三森さんは、ご夫妻で葡萄農家を営んでいます。お宅の近くにいくつかの葡萄畑を構えており、農園ま…

  6. 自分達が本当に飲みたいワイン(2020.8.25)

    今回は「タンクからワインボトルにへワインを瓶詰めする際に行われている製造工程」について、お話ししてみ…

  7. 葡萄畑の様子(2017年8月17日)

    2017年8月17日の葡萄畑の様子です。果実もかなり大きくなり、甲州葡萄がついに色づき始めま…

  8. クラウドファンディング(第一期)始めました

    私たちは、日本古来の葡萄品種「甲州種」を使った甲州ワインを、普及する活動を行っています。より多く…

最近の記事

カテゴリー

PAGE TOP